毎日の晩酌で和食が多いのは私の好みにあわせてのことだ。しかし妻はワインが呑みたいから月に何度かは馴染みの「パンターニ」に行く事になる。もちろん私も「パンターニ」は好きなのでそれは何も問題はない。
と言いたいところではあるが、そうとは難い理由がただひとつある。大概の方は察しがつくと思われるが、しがないサラリーマンの身であり、先立つものが無ければそう何度も外呑みに行けるものではない。

で、月に何度かは晩に洋食となりワインとなる訳だ。
その洋食となったこの日。先ずは前菜的にフリッタータにサラダから。サラダは生ハムと柿でコレがけっこういける。生ハムとフルーツ(?)って合うんだね。
コレだけでも結構なボリュームではあるが、あとにビーフ(牛すね)シチューに写真の赤ワインを。牛すねは近頃お馴染みとなった丸明の飛騨牛。これまた結構なボリュームではあるが、圧力鍋で煮込んでありトロトロで美味しくいただけた。

其れならば仕方がないので、ひとり外呑みとした。あくまでも仕方無しにね(^^;
行ったのは自宅最寄り駅近くの馴染みの居酒屋。ここには十年来通っているので馴染みと言って差し支え無いと思うが、最近は行ってもツキイチ程度と足が遠のいている。
と言ってもマイナス点があるわけではなく、理由は繁盛し過ぎているから。いつも混んでいて、10席弱のカウンターに陣取りたい私の席がないから覗いてはやめることもある。
まぁ、予約をすれば良いだけの話なのだが、居酒屋ってヒョイと行ってチョイと呑みたいところなんだよね。
今回は一人で行ったのでスムーズに入ることが出来たこの店。先ずは私の定番であるヱビスの中瓶にポテサラからはじめる。外呑みは生ビールとしたいところではあるが、SDの生よりは瓶が私の好み。ましてやヱビスであれば何の文句もないしね。
続いて刺身の盛り合わせに清酒の冷や酒。もちろん燗にも対応はしてくれるのだが、忙しい時には遠慮する様にしている。そのあたりも厨房が見えるカウンターに座る理由のひとつだ。

清酒を二杯呑んだあたりで妻から連絡があり早々と店をあとにして、いつもの「パンターニ」で合流。私は既にできあがっていたので終始ご機嫌であったそうな(^^)
他には、私の物産展の定番であるラーメン後のソフトクリームを食べたりと物産展を楽しんでいたのだが、あまりの人の多さには閉口した。目当ての物は買えたから良かったけど、週末金曜日とは言え凄いね高島屋。
晩はそのまま名駅のアイリッシュパブ「Peat IRISH TAVERN」へ。久しぶりに冷えてない「GUINNESS」が呑みたくなったからだ。

などと通ぶったりしちゃっているが何の事はない。先ずは写真左の「エーデルピルス」で乾杯した。名古屋では取扱店が少ない銘柄なので、見かけるとつい頼んじゃうタダの酒好きミーハー親父だ。ってか、ミーハーって今時使うのかね(^^;
呑みは後に「GUINNESS」をハーフパイント注文。つまみはフィッシュ&チップスだけと軽めに済ませ早々と店を後にした。特段に急いでいるわけでは無いが、この店の雰囲気があまり好みでない妻に配慮してのこと。
私は気にならなかったが、店員が何も注文しない友達と思われる客(?)と終始話していて、カウンターに座った私たちを気にする様子が無く、あまり感じが良くないとのこと。確かに以前訪れたときにも、カウンター担当と厨房担当が暇があれば話している感じがして、カウンターの客に配慮しているようには思えない事もあった。
名駅という立地もあるだろうし、私には、夜営業最初の17時に来た一見客には、それ相応の対応だと思えたが、以前のこともあってか妻には印象が悪く映ったようだ。
そんな事もあり思ったより早く名駅を後にした訳だが、続いては、本来の目的地である栄へ移動。毎度おなじみの「本格焼酎Bar リー」へ早々と訪問した。

ここは勿論「Bar」なのであり、静かに呑みたい客にはソレナリに、私たちのように話しながら楽しく過ごしたい客にはソレナリに接してくれる。まぁ、私たちは顔なじみなのでソレナリに楽しく接してくれるってのは多分にあるだろう。上記の客(?)が楽しそうに話していたのと同じだ。
ただチョイと違うのは、「リー」は初訪問であってもアウェイ感は感じないように思う。まぁ、これは個人の感じ方なので万人に当てはまる印象では無い。それと、如何に「リー」でも、基本は店長一人(週末は二人)でやっているので、満員時には行き届いた対応は無理だろうし、気分が乗らない日も時にはあるだろう。
少々批判染みてしまったが、勿論、客側の言動もある訳で全てが店側の所為と言うつもりは無い。良い客には店側も当然良い対応をする筈だ。良い客が良い店を育てるなんて言うからね。当たり前のことではあるが、楽しく呑むためには私たち客もソレナリに接しないと駄目ってことだね。

相変わらずに楽しくも寛げる「リー」。いつも呑みすぎてしまうのは店の所為?(^^;
まぁ、呑みたかったのが一番大きな理由なので、“延期にした”と表現するのが良いかも‥。

そんなこんなで外呑み。もつ鍋が食べたかった事もあり、自宅最寄り駅近くにある九州の料理をウリにした居酒屋へとぼとぼと。
先ずは、その食べたかったもつ鍋から。予約の時に頼んでおいたので直ぐに食べられる寸法だ。
味は勿論、専門店にはかなわないが美味しくいただけた。

他には鶏天などに、呑みは生ビールを3杯に焼酎の麦をロックで1杯。
〆はお約束のチャンポンで腹一杯のはずが‥。

何だか満足できずに、帰り道すがらいつもの「パンターニ」で軽く1杯。ココでココロも満たされ満足できた。
酒場は、呑んで食べるだけじゃないんだよね~。
最近は栄辺りまで出れば気軽にワインを楽しめる店もあるようだが新規開拓する気が無いし、レストランは予算も含め雰囲気がどうも苦手で行かないからだ。
この日は、そんなこんなで中々行かない洋食屋へ行くことにした。家計を預かる妻は遠慮してるから私から誘ってね。
行ったのは自宅最寄り駅近くに春頃にできた「ホワット ブランシュ」。オリンピックの頃に一度訪れた事があり、店の雰囲気は確認済みだ。その時は賑やかな団体客が居たので早々と退散したが、今回はゆっくりする事ができた。

料理は写真の前菜盛合せと本日のキッシュ。キッシュはバケット仕立てで日替り。酒は先ずのビール(プレモル)の後にグラスの白を共に一杯づつ。肉系ばかりで前菜の割にはボリュームがあり、ここですでに腹八分目といったところ。
酒はグラスの白だけでは当然足りないので、後に赤のボトルを追加した。
〆はパスタで、鉄板イタスパか野菜の生パスタがあり、生パスタのトマトソースをチョイス。ソースは他にクリームとオイルが選べる。

こちらもボリュームがあり腹一杯だ。
洒落た雰囲気にイケメン店員が二人。ワインはリーズナブルと思える価格設定で美味しくいただける。女性が好みそうな店に思えるが、聞くと男性客が多いそうだ。客の反応を見ながら少しずつ変えていきたいとの事であり、どうなるのか楽しみな店と思える。
そして翌日。前日の休肝日の予定が外食で流れた都合で、休肝日のつもりであった。
しかし、夕刻に妻から「親戚(甥っ子とその父親)が、以前から話していた『パンターニ』へ行きたいと連絡があったから、どうするか?」とのメールがきた。
近くまで来てくれるのに知らん顔する訳にはいかないので同席する事となり、休肝日は連日のお流れ。
まぁ、満足してもらった様子でこちらも嬉しかったが、翌日の金曜日が休肝日となり、そちらはちと残念。
週末はゆっくりできるし、呑みたいよね。
写真はその休肝日の飯。吉野家の丼だが、宅牛丼っす。
